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中谷 隼人*; 梶原 堅太郎*; 秋田 貢一; 荻原 慎二*
no journal, ,
ファイバーメタル積層材(FML)は、金属箔とFRP(繊維強化プラスチック)板を積層したハイブリッド材料であり、既に複数の航空機に適用された実績がある。FMLは、吸収係数が大きく異なる材料が積層されており、そのため、内部損傷の非破壊観察が、従来の実験室的なラジオグラフィやX線CT装置では困難であった。ここでは、放射光ラミノグラフィという3Dイメージング技術を用いて、FMLのひとつであるCFRP/Ti積層板に付与した面外衝撃損傷の観察を試みた。実験は、SPring-8のBL19B2で実施した。得られた画像から、Ti層のき裂や、繊維破断、マトリクスのき裂、層間剥離といった各損傷モードの見え方を確認した。さらに、スライス画像を3次元的に再構成することで、衝撃損傷の3次元イメージングが可能であることを示した。